教育費も貯めたい。でも家も建てたい!」子育て世帯のための資金バランス術
教育費も貯めたい。でも家も建てたい!
子育て世帯のための「資金バランス術」
「子どもの教育費もこれから増えるし、家を建てるのって今じゃないかも…」
そう悩まれているご家族は多くいらっしゃいます。
でも実は、“今だからこそ”のチャンスや、資金計画の立て方次第で両立が可能なこともたくさんあるんです。
今回は、子育て世帯・共働き夫婦に向けて、「家づくりと教育費を両立するためのポイント」をわかりやすく解説します!
教育費と住宅ローン、どう両立する?
教育費が本格的にかかってくるのは、中学〜大学にかけて。
この時期には年間100万円以上かかることもあります。
ですが、今お子さんが小さいご家庭であれば、住宅ローンの返済を早めに始めておくことで、教育費のピークとローン返済のバランスをとることが可能です。
返済額は「手取りの20%以内」が理想
住宅ローンでよく言われる目安は「手取り収入の25%以内」。
ただし、最近は物価上昇や教育費の負担も考慮し、20%以内が理想的とされています。
たとえば、共働きで手取り月収が40万円の場合…
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25% → 月10万円の返済(返済可能ラインだが、生活に余裕は少なめ)
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20% → 月8万円の返済(家計にもゆとりあり、教育費や貯金も確保しやすい)
👉 返済額は「借りられる額」ではなく、「無理なく返せる額」で考えるのがポイントです!
金利が上がってきた今、家づくりはどう考える?
ここ最近、住宅ローンの固定金利はじわじわと上昇傾向にあります。
たとえばフラット35の金利は、この2年で1%以上アップしたケースも。
将来的にさらに金利が上がる可能性を見越すと、
**「今のうちに動いて、資金計画を固める」**ことは決して悪い選択ではありません。
金利上昇が不安な場合は、固定金利で組む、変動金利でも返済に余裕を持つなど、賢い選択でリスクに備えることもできます。
注文住宅は“本体価格以外”の費用にも要注意!
建物の価格だけに注目しがちですが、実際にはさまざまな費用がかかります。
以下に主な費用の目安をまとめました:
費用項目 | おおよその金額 |
---|---|
外構工事 | 50〜150万円 |
地盤改良 | 0〜100万円 |
登記・契約関係 | 30〜50万円 |
家具・家電・引越し代 | 50〜100万円 |
火災保険・地震保険 | 10〜30万円 |
➡️ こうした費用をすべて含めて考えると、
本体価格+200〜400万円前後の予算を見込んでおくと安心です。
たとえば、3,000万円の建物を想定しているなら、総予算は3,300〜3,500万円で計画を立てるのが現実的です。
最後に:暮らしやすさは“資金計画”で決まる
家を建てることはゴールではありません。
大切なのは、「建てた後に家計がしっかり回って、家族が笑顔で暮らせること」。
今の暮らしと、未来の暮らしを両方見据えて――
無理のない資金計画で、理想の住まいを実現していきましょう。
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当社では、住宅と教育費のバランスを考えた資金シミュレーションも無料でご提案しています。
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